長期に渡り製造され、主に急行用車両として活躍した小田急5000形。目立つ特徴が少なかった形式ですが、他の形式と異なる装備がありました。それが何かというと、主抵抗器です。小田急の車両は、多くが自然通風式の主抵抗器を装備していますが、5000形は強制通風式を採用しま ...
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小田急9000形のリニューアルにおける特殊な点とは
2006年に引退した小田急の9000形。他の形式より少しだけ短い生涯となりましたが、それでもきちんとリニューアルが行われていました。9000形のリニューアルは、1988年度から開始されました。特徴的なのはその順番で、まず4連を全編成行い、その後6連を進めるというものでした ...
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今小田急で撮るべきが多摩線である理由
小田急の多摩線が、久々に多摩線らしくなっています。多摩線といえば、廃車が近い車両がのんびり走る路線、一昔前までこんなイメージでした。多摩急行が登場して10両編成の列車が多く走るようになり、そんなのんびりさが失われていきました。線内運用の各駅停車も変化し、新 ...
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今小田急で3082Fを撮っておくべき理由
小田急3000形の3664Fが10両固定編成化され、3082Fとして営業運転に復帰しました。中間車2両を増備し、新たに組み込んで組成されています。3664Fはロイヤルブルーの帯を巻いていましたが、このタイミングで編成全体をインペリアルブルーの帯に変更しています。LEDの表示は元々 ...
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他社の車両が小田急多摩線に入る可能性がある運用とは
春に行われたダイヤ改正以降、小田急の多摩線では他社の車両が見られなくなりました。それまでは東京メトロやJR東日本の車両が多く走っていたので、線内の雰囲気がだいぶ変わった印象を受けます。今まで沢山見られた他社の車両が見られなくなり寂しいものですが、もう見るこ ...
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S形ミンデン式台車を装備した営団5000系
営団時代の5000系を撮影した写真が残っていました。中古のレンズを買いに行った際に撮ったようで、買ったレンズの試写だったのかもしれません。さて、その写っていた5000系ですが、5016号車でした。東京メトロにも継承された同車ですが、調べてみると元々は試験車だったよう ...
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小田急8000形の分割8両はなぜ消滅したのか
6連と4連が在籍する小田急8000形。以前は4連を2本組み合わせ、8両で走る列車が存在しました。3000形の8連が増備される前、小田急では4連を2本組み合わせる8両が多く存在し、9000形、8000形、1000形がその役割を担っていました。固定編成化が進み、現在は1000形でしか見られな ...
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LSEの一生を振り返る 第4回
新塗装化されて以降、さらに脇役となってしまった感が強かった小田急のLSE。そのLSEに転機が訪れます。それは2007年のことで、開業80周年を記念して、1編成が旧塗装に復元されることとなりました。シングルアームパンタ化等、オリジナルとは異なる部分もありますが、久し振り ...
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実は変化している小田急の踏切の音色
小田急で聞ける踏切の音は独特なもので、特徴の一つとなっています。他の路線でもたまに存在しているのですが、全てがこの音となっている線区はないと思います。さて、この通称小田急音色とか呼ばれている音ですが、実は近年変化しているのです。10年ぐらい前から新音色が増 ...
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小田急で絶滅危惧種が走る8運用とは
現在の小田急では、先行きが心配な車両が8編成存在します。それは、界磁チョッパ制御のまま残る2本の8000形と、6本が在籍する1000形のワイドドア車です。いよいよ晩年という雰囲気が漂う車両たちですが、その8編成のために組まれた運用があります。6両単独で走る運用として、 ...
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