複々線区間を高架や地下で走ってきた小田急は、登戸を出ると線路が地上に降りていきます。近代的な姿の駅ばかりを通過してきた状況は一変し、昔ながらの私鉄駅といった佇まいの向ヶ丘遊園に到着することとなります。改築や増築を繰り返したことがうかがえる向ヶ丘遊園には、 ...
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安定から省エネへ 小田急の車両における電気ブレーキの歴史
現代の鉄道車両では当たり前の装備品となり、省エネルギー化にも貢献している電気ブレーキ。小田急においては、1954年に登場した2200形が発電制動を常用するようになり、本格的な電気ブレーキの時代が始まりました。進化しつつ現在まで続く電気ブレーキの歴史を、今回は振り ...
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小田急と御殿場線にある二つの足柄駅 距離以外にもある珍しいこと
小田急の終点である小田原から一駅、各駅停車しか停まらない静かな駅が足柄です。同じ名称の駅がJR東海の御殿場線にもあり、想像以上に離れているといったことがよく話題になります。近くもなく、遠くもなく、そんな風にも表現できそうな二つの足柄駅ですが、距離以外にも珍 ...
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小田急3000形(2代目)全編成ガイド:3261F
従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。3261Fの概要3000形の2次車として登場した編成で、2003年度に増備された後期型に属します。前期型の編成と比較し ...
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小田急ロマンスカーが樹立した世界最高速度記録は時速何キロメートルだったのか
現在までに多くの車両が登場し、時代に合わせて様々な変化を続ける小田急のロマンスカー。1949年に登場した1910形が元祖といわれますが、ロマンスカーのイメージを広めたのは、1957年に登場した3000形(SE)という車両です。当時の小田急では、新宿から小田原までを60分以内 ...
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小田急8000形の8054Fが廃車に 4両と6両がペアを組む編成は今後どうなるのか
廃車が続く小田急の8000形ですが、2023年になっても慌ただしい動きが続いています。8000形の4両は余剰気味の状況ですが、少し前から休車になっていた8054Fが廃車となったようです。8054Fの廃車により、8000形は4両と6両の編成数が揃った状態となりますが、今後ペアを組む編成 ...
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小田急の読売ランド前駅からよみうりランドまで行くにはどれぐらいの時間がかかるのか
遊園地のよみうりランドが近くにあり、駅名にも施設の名称を使用している小田急の読売ランド前駅。実際には京王よみうりランド駅のほうが近くにありますが、開業時期の関係でこのような状態となりました。意外と離れているよみうりランドですが、小田急の駅から向かうとした ...
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小田急の快速急行とJR東日本の湘南新宿ラインにはどのような違いがあるのか
新宿から藤沢と小田原を結ぶという面で競合し、ライバル関係にある小田急とJR東日本。2001年に湘南新宿ラインが登場したことで、小田急は湘南急行の運行を開始し、後に快速急行へと発展しました。競合するケースは限定的であり、上手に棲み分けができているようにも感じる両 ...
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小田急9000形全編成ガイド:9408F
1972年に営業運転を開始した小田急9000形。小田急9000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。9408Fの概要編成単位では9000形の最終増備車にあたり、1974年の終わりに登場しました。6両には9409Fが存在しますが、4両に新造の中間車を組み込んで6両化 ...
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小田急多摩センターの待避線を復活させる価値を考える
小田急と京王の高架駅が並び、多摩ニュータウンの中心地であることを実感する多摩センター駅。多摩モノレールも加えた3路線が乗り入れる駅となっていますが、鉄道会社によって駅名は異なり、小田急は小田急多摩センターとなっています。高架上の広い構内が印象的な駅ですが、 ...
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