私が写真を本格的に撮り始めた頃は、まだまだフィルムカメラが主流でした。
小田急の写真ばかりを公開しているこのブログですが、初期の写真はフィルムで撮ったものです。

最近写真を始めた方だと、当然デジタルからのスタートになるのでしょうが、昔はフィルムならではの苦労がありました。

デジタルと異なり、まずは何をするにもお金がかかりました。
フィルムを買うのはもちろんのこと、撮った後の現像、そしてプリントです。

1ショットあたりにお金がかかるようなものなので、当然今のように連写は多用できませんでした。
シャッターを切らずに見送る列車も沢山ありました。
今日は沢山撮っている形式だから撮らないでいいやとか、そんな感じです。

そして、デジタルと大きく違ったのが、時間の経過や天候の変化です。
フィルムにもISO感度があるわけですが、一度カメラにセットしてしまうと撮り終わるまでは交換ができません。
途中まで撮って交換というのはできるのですが、ただでさえコストがかかるフィルムを途中で終わらせるのは簡単ではありません。

一気に厚い雲が出てきた時の絶望感は、今では味わうことができないものでした。
そう考えると、本当に撮影が楽になったと思います。

20181111_08

東京ミレナリオの記念臨時列車は、冬の夕方に走る列車でした。
当時の私はまだ学生で、持っている機材も最低限です。

走る時間帯はだいぶ暗くなっており、そうなるとどうやって撮るかということになります。
ちょっと価格が高い高感度フィルムを奮発しますが、それでも撮影条件は厳しく、少しでも明るい広角ズームのレンズを使ったのでしょう。
シャッター速度もギリギリまで下げているものと思われます。

連写性能が低かったので、基本的に一発撮りで決めています。
この頃より写真の技術自体は上がっていると思いますが、一発で決める技術で見ると、この頃の方が高かったかもしれません。

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