毎年のことながら、1年が過ぎるのは本当に早く、2018年も今日で終わりです。
小田急にとっては激動の年となった2018年を振り返り、今年最後の記事と致します。

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2018年には色々なことがあった小田急ですが、車両面ではGSEこと70000形がデビューしました。
営業開始前には多摩線での試運転が行われ、沿線はファンで賑わいました。

ボギー車で展望席を備えるという新しいパターンとなったわけですが、小田急の新しい顔として、今後の活躍を期待しています。
乗客からの注目度も高そうなので、ファンとしては嬉しい限りです。

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デビューする車両があれば消える車両がある、いつの時代もそうですが、LSEこと7000形が惜しまれつつ引退しました。
引退が発表されて以降は多くの撮影者が小田急を訪れ、沿線はいつもと違う雰囲気となりました。

発表から実際の引退までは期間があり、様々な企画も行われました。
今振り返ると、LSE関係でとにかく忙しい1年だったと思います。

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車両面以外での大きな出来事としては、やはり複々線完成に伴うダイヤ改正でしょう。
悲願の複々線化が完成する中、発展的に消えていったものもありました。

長らく多摩線を支えた多摩急行は、この改正で消滅しました。
そして、東京メトロやJR東日本の車両が多摩線を走る定期列車も、過去のものとなっています。

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御殿場線直通のあさぎり号も消えました。
ふじさん号への改称に伴う発展的消滅ですが、ファンとしては寂しいものです。

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そして3月17日、ついにダイヤ改正となりました。
本気のダイヤは平日ですが、土休日にも大きな変化が色々とありました。

今まで千代田線との直通が基本だった多摩線は、この改正で新宿直通に変わりました。
京王を明確に意識した転換と考えられ、吉と出た人、凶と出た人に分かれそうです。

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そして迎えた平日の朝、新種別がデビューしました。
その一つが通勤急行で、多摩線から新宿に直通する列車です。

速達性を持つ列車ですが、快速急行が停車する登戸を通過するのが特徴で、互いに住み分けを狙っています。
小田急の予想に反したのかは分かりませんが、快速急行への乗客集中が起こってしまい、現在も続いてしまっています。
これは今後改善の余地があるところでしょう。

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大きな変化は千代田線直通系統にもありました。
今までの準急停車駅を踏襲した通勤準急が新たに登場し、今までの準急は停車駅を増やして日中に走るようになりました。

千代田線直通はサバー区間を中心とした列車に変化し、ラッシュ時に遠くまで顔を出すようになっています。
各駅停車から急行まで、種別も豊富となりました。

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車両面での地味な変化もあります。
3000形では初期車のLED表示が交換され、新たなバリエーションが登場しました。
低速シャッターが必須となっていて、撮影の難敵が増えています。

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1000形の更新も少しずつ進んでいます。
相変わらずのスローペースですが、未更新車を見る機会が減ってきた印象です。

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全部を網羅することはできませんでしたが、私が振り返る小田急の2018年でした。
やはりLSEの引退が最も大きな出来事だったように思います。

2018年の1月から書き始めたブログですが、なんとか毎日更新を続けることができました。
来年もこのペースを維持するべく、頑張っていきたいと思います。

本年はありがとうございました。
皆さまも良いお年をお迎え下さいませ。