6両編成が22本製造された小田急2600形。
MT同数で3M3Tとし、経済性を重視した構成となっています。

その2600形ですが、とても特徴的な機器構成となっているのです。
3両のM車を編成中に持つことになるのですが、2両を1組とするユニット方式にはできず、かつ1M方式にも問題がありました。

そこで、2600形では3両で2ユニットという、独特な方式が採用されることになりました。
どういうことかというと、両端にある電動車に制御器を搭載し、中央に入る車両は隣接する電動車にある制御器からそれぞれ制御されるというものです。
中央の車両は、同じ車両内で制御される制御器が異なる、1C6Mとなっていました。

このような独特な構成となっていたため、晩年の8両化においてはMT同数とすることができず、6M2Tという電動車比率が高い構成となりました。

9000形、5000形、8000形では4M2Tで6両を構成しましたので、2600形がいかにMT同数にこだわって設計されたのかが分かります。
2600形の次にMT同数となった6両は1000形なので、当時としては頑張った設計だったのでしょう。

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外見こそあまり特徴のない小田急顔でしたが、機器の面では本当に面白い車両でした。
走行音も特徴的だったので、遠くを走っていても容易に2600形だと分かったのをよく覚えています。

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