LED表示を搭載する車両が増えると、撮影には注意が必要になってきます。
小田急も年々幕を装備した車両が減り、低速シャッターを使う必要が出てきました。

なぜ低速シャッターを使う必要があるのかというと、表示を切れさせないためです。
切れても良い場合には、無視して高速シャッターを使うわけですが、なかなかそうもいかないところが悲しいところ。

さて、小田急で注意が必要な車両は、現在のところ3形式です。
一つ一つ見ていきましょう。

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まずは4000形です。
小田急で最初に要注意車両となった形式で、1/100程度で切らないと表示が途切れます。
1/125でも撮れる時がありますが、安全なのは1/100のようです。

注意点は、これだと運番表示が切れてしまうことです。
これも写したい場合には、さらにシャッター速度を下げる必要があります。

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続いて注意が必要になったのは、1000形の更新車です。
こちらも4000形と同様で、1/100で切るのが無難でしょう。

運番表示がないので、その分楽ではあるのですが、やはり困った存在です。

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最近仲間に加わったのが、3000形の表示交換車です。
元々フルカラー表示を装備した車両では大丈夫だったのに、交換した車両は切れてしまうというややこしい状態になりました。

今までで最も条件が厳しく、1\80程度で切る必要があります。
今後増えていくことが予想されるので、撮影の厳しさは増すばかりです。

シャッター速度を下げる際は、その他の設定にも影響するため、撮影は以前より忙しくなりました。
年々小田急でも増えているこれらの車両、今後登場する新形式がどうなるのかが気になるところです。