観光輸送と日常利用の両方に対応し、従来からの常識を覆して登場した小田急のEXE。
その思惑は上手くいったとはいえず、本来は日常利用向けの車両を、観光輸送に使ってしまったようになってしまいました。

EXEにはロマンスカーで初となる、分割併合の要素が加わりました。
乗客が多い区間は10両で輸送量を確保し、10両が入線できない区間には、分割して短い両数で入るようにしました。
小田原線と江ノ島線の併結列車も登場し、えのしま号の増発に寄与しました。

そのEXEですが、観光輸送には物足りない仕様であったにもかかわらず、スーパーはこね号にも使われてしまいました。
スーパーはこね号は、新宿から小田原までノンストップで走るため、観光利用に特化した列車となっています。

本来は適さないはずの列車に投入されたEXEは、お世辞にも似合っているとは言えませんでした。
NSEを置き換えた後も、展望車はLSEとHiSEが在籍していましたので、あえてEXEを投入する必然性もそこまではなく、新しいというだけで使われてしまったように思います。

20190210_02

最初から日常利用に特化させていれば、評価は少し違ったのかもしれません。
小田急が試行錯誤をしていたことが、EXEには強く出ているように思います。

現在は代走でしか見られなくなったスーパーはこね号のEXEですが、最もEXEには似合わない列車ではないでしょうか。
代走とはいえ、また走らせなくてはいけなくなっているあたり、もう少し観光輸送向けの車両を作った方が良いようには思います。

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