2014年度からリニューアルが開始され、現在も進行中である小田急1000形。
リニューアルに伴う変更箇所が多く、施工済編成は新車かと思うような姿になっています。

そのリニューアルで気になるのが、あまりにものんびりとした施工ペースです。
8000形の時からですが、徹底的すぎることが災いしているのか、時間がかかりすぎている感じなのです。

ワイドドア車を除く全車両のリニューアル方針が発表されており、対象両数は160両もあります。
しかし、もうすぐ復帰すると思われる1093Fを入れても、施工済なのは60両しかありません。
5年経過してこれですから、単純に考えても10年以上かかる計算になってしまいます。

こうなると気になってくるのが、小田急お得意の全編成更新されずに終わるパターンです。
近年はなかったのですが、過去には2400形や2600形でそのパターンがありました。
現在のペースを見ていると、そのパターンになってしまう気がしてなりません。

気になる点はいくつかあります。
一つは、4両と6両を10両固定編成化する改造が途絶えていること。
次に、明らかに10両固定編成を優先してリニューアルしていること。

各駅停車の10両化でも分かるとおり、小田急が10両への統一を目指していることは明らかです。
検査期限等もあるとは思いますが、10両を優先してリニューアルすることには意思も見えます。
そうなると、4両と6両をセットにしたリニューアルが止まっていることは、若干違和感があります。

そして、気になるのが残る4両と8両の存在です。
箱根登山線以外で4両の需要がないことから、編成数としては過剰になりつつあります。
また、今後減っていくと思われる8両についても、たった1編成という特殊性が気になります。

以上のことから総合的に判断すると、全編成リニューアルされずに終わるのではないか、そんなことを感じてしまうのです。

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例えば、こんなことが考えられます。
現在、1000形の4両と3000形の6両で組んでいる10両編成が存在します。
新型車を10両で製造し、6両のワイドドア車や8000形の界磁チョッパ制御車を廃車、10両を解いた3000形の6両をそこに入れ、合わせて1000形の4両も廃車する。
これで中間運転台がなくなるのです。

小田急は過去にもこうやって固定編成化を進めてきたので、少々現実味が出てきました。
既にリニューアルが済んだ4両編成は、箱根登山線で使えば問題がないことにもなります。
現在は入線ができないようですが、調整すればできるようになるでしょう。

とても気になる1000形の今後、実際にどうなっていくのかは分かりませんが、ペースが遅すぎるのだけは紛れもない事実です。
新形式が出てくるような時期になれば、もう少し予想しやすくなるかもしれませんね。

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