2010年に営業運転を開始し、現在全37編成が活躍する東京メトロの16000系。
既存形式全てを置き換え、千代田線に所属する10両編成は、全てこの車両に統一されました。

16000系が登場する前の東京メトロといえば、古い車両をしっかりと整備し、大切に使う会社でした。
東京メトロがというよりは、営団がそうだったと表現したほうが良いのかもしれません。

千代田線についても例外ではなく、6000系は1両も欠けることなく活躍を続けていて、正直なところいつまで走るんだろうと思っていたぐらいでした。
16000系が登場するということは、6000系の置き換えが行われることを意味していたわけで、そういった意味でも衝撃でした。

そして、実際に登場してくると、違った衝撃がありました。
それは廃車となっていく編成で、電機子チョッパ制御車を廃車していく流れだったのですが、更新されていない後期車もどんどん廃車となっていったのです。
これは明確に方針転換を示しており、古い車両を大切に使おうキャンペーンの終了を意味していました。

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16本が導入されたところで、一旦製造が止まりました。
6000系の電機子チョッパ制御車が、このタイミングで一掃されました。

残った6000系はもうしばらく使うのかと思わせつつ、3年後に増備が再開され、その後は一気に6000系の置き換えが進み、2018年に車種統一が果たされました。

16000系の登場は、東京メトロの方針転換を強く示していたのです。
いつまでも走ると思っていた6000系は、あっけなく引退してしまいました。
合理的になったと思う反面、少々寂しくもある方針転換でした。

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