小田急で最大勢力を誇る通勤型車両といえば、2002年に運行を開始した3000形です。
その3000形のうち、3251Fから3262Fまでの12本は前面の帯が太く、後に太帯と呼ばれるようになりました。

現在は他の3000形と同じく細い帯になっていますが、これは細帯の編成が登場した後に変更されたもので、短期間ながら両方が見られた時期があります。
この帯の変更は、いつから行われたのでしょうか。

正確な日付は正直分かりませんが、私の撮った写真では、2004年3月10日に細帯化された3000形がはじめて登場します。
この時期の目撃情報等を調べてみたところ、同じ頃に情報が出てきているので、このタイミングで変更が開始されたものと思われます。

細帯化が完了した時期も不確かですが、私の写真で最後に太帯の3000形が写っているのが3月25日、3月末頃には完了したという情報があるので、3週間程度で全編成が細帯になったものと思われます。

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写真としては酷いものですが、太帯と細帯の並びをたまたま撮っていました。
たった3週間程度しか見られなかったと考えると、かなり貴重な記録なのかもしれませんね。