小田急で初めてVVVFインバーター制御を本格的に採用し、合計196両が製造された1000形。
8000形や3000形に混ざり、現在も主力として活躍しています。

その1000形ですが、現在でこそ3000形等と同様の鋭い加速を見せていますが、以前はのんびりとした加速をしていました。
これはいったいなぜなのでしょうか。

1000形は東京メトロ千代田線への直通用として設計されており、地下鉄線内で求められる高加減速性能を元々満たしているのです。
つまり、地下鉄線内は高い加速度で走り、小田急線内は加速度を落として使われていたことになります。

これは他の車両がそこまで高い加速性能ではなかったことが理由で、加速度を下げることで性能を合わせていたのです。
これは1000形だけで組んだ場合も同様で、小田急線内はのんびり加速でした。

やがて小田急は加速度を高くする方針に転換し、3000形は単独運用時に高加速で走るようになりました。
この頃から1000形も高加速が基本になり、性能が異なる他形式との併結時を除き、小田急線内でも鋭く加速していくようになりました。

20190519_06

小田急線内をゆっくり走っていた1000形が、代々木上原を過ぎるとキビキビ走る。
以前はそんな光景が日常でした。

重そうに発車する1000形の加速音は、今でも耳に残っています。
以前の小田急と比較すると、随分素早く加速するようになったなと感じます。

Odapediaを応援して下さる方は、以下のリンクを1日1回クリックしていただけると嬉しいです。

鉄道コム

にほんブログ村

人気ブログランキング