2600形から始まった、小田急の本格的な20m車時代。
ステンレス車へと発展しながら、現在までその流れは続いています。

現在は小田急顔の車両が消滅し、新たなステージに入ったといえますが、その小田急顔の車両の屋根上に気になるものがありました。
屋根上に並ぶクーラーのキセの間に、よく見ると小ぶりな突起があるのです。
同一形式でも、ある車両とない車両があるのですが、これは何なのでしょうか。

この突起の正体は、車内に扇風機がある位置で、可動部を確保するために設置されています。
同一形式でもある場合とない場合があるのは、扇風機が設置されていない場合なのです。

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横から見るとこのような姿をしていました。
少々ややこしいのは、全てがこのような姿ではなかったことで、それにも理由があります。

小田急の場合、扇風機にも大きく2種類が存在し、いかにも扇風機という姿をしていたものと、天井内に埋め込まれていたものがありました。
前者は非冷房車や4000形の冷房改造車で見られましたが、この場合は突起の高さが低いのが特徴です。
後者は2600形で扇風機を搭載していた編成、5000形の5062Fまでが該当し、比較的大きく目立っていました。

2600形でラインデリアを装備した編成には突起がなく、9000形や5000形の5063F以降もラインデリアを採用したので、突起はありませんでした。

ラインデリアが当たり前となった今、車内に扇風機が見られたこと自体が懐かしい時代になりました。
東急等では今も見られるので、小田急での消滅は意外と早いほうだったのかもしれませんね。

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