古くなった車両をリニューアルし、新車の水準に合わせる。
小田急では現在1000形がその対象形式となっており、毎年リニューアルが進められています。

このリニューアル、以前は毎年ある程度の編成数を行っていたのですが、内容が大規模になってきたせいか、8000形の時からかなりペースが落ちています。
1000形のペースもかなり遅く、完了するのはいつになるのだろうといった状況なのです。

そこで気になるのが、こんなペースで今後も全車、全形式がリニューアルできるのかということです。
1000形のワイドドア車が対象から外れていることは分かっていますが、他の車両についてはどうなのでしょうか。

現在、小田急の在籍車両数は1050両を超えています。
小田急では平均して35年ぐらいで廃車にしているので、1年に何両リニューアルをしなければいけないのかが計算できます。
その数は年間に30両程度となるのですが、現在のペースはそれを大きく下回っています。

特急車は車両メーカーで行うのが通例となっていますが、EXEのペースものんびりとしたもので、通勤車と合わせてようやく30両になるかならないかなのです。

小田急も普通の企業ですから、長期的な視点での計画は当然あるでしょう。
それを前提にすると、考えられる選択肢はいくつかあり、廃車の時期を遅くして長く使う、今後何らかの方法でペースを上げる、全車をリニューアルしない、このあたりではないかと思います。

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廃車の時期については、多少長くする可能性はあるかもしれませんが、50年も使うといったことは考えにくいようにも思います。
ペースを上げるについても、自社でそれを実現するのは難しいでしょうし、一部を車両メーカーで実施するのも難しそうです。

このことから、今後は全車がリニューアルされない可能性を考えてしまいます。
とても単純な計算を根拠にしていますが、こんな単純な計算でも全車のリニューアルができないペースなのです。

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