小田急において、6両編成の運用にはAという記号が割り当てられています。
現在のA運用には、A11からA22と、A31からA44があり、今回は前半のA11からA22運用を見てみることにします。

この運用、8000形の界磁チョッパ車や、1000形のワイドドア車が中心となって使われています。
それが意味するとおり、どちらかというと古い車両、廃車が近いと推定される車両を中心とした運用なのです。

春に行われたダイヤ改正の前までは、A11からA18までの8運用しかなく、8000形の界磁チョッパ車と1000形のワイドドア車を合わせた編成数と揃っていました。
これが12運用となり、4運用増えているのです。

4運用増えたのですが、この4という数字、色々と当てはまる気になる数字なのです。

まずは1000形の6両です。
リニューアルが行われていない1000形の6両が4編成あり、これと一致しています。
今後どうなるか分かりませんが、現時点での編成数と一致しているのです。

3000形でも気になるグループが存在します。
ワイドドアを装備する1次車がそれで、こちらも4編成です。

2次車も含めると、今度は別の数字が見えてきます。
それは12編成ということで、この運用そのものと一致します。
8000形の界磁チョッパ車や1000形のワイドドア車が廃車された後、この12という数字が何を示していくのか気になるところです。

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色々と気になるA運用。
今後新5000形がデビューし、どのように変化をしていくのでしょうか。