NSEの置き換え用として、1996年に運行を開始した小田急のEXE。
現役のロマンスカーとしては、唯一愛称にSEが含まれず、ブルーリボン賞も受賞していない異色の車両です。

近年は日常利用向けの運用を中心として、比較的地味な活躍を続けてきました。
登場以降、外見的な変化はほとんどありませんでしたが、2016年度からリニューアルが開始され、施工された車両は愛称がEXEαに変更されています。

現在までに3編成がリニューアルを済ませ、毎年1編成ずつのペースで進んでいます。
このままのペースで進んだ場合には、2023年頃にリニューアルが完了するペースとなっています。
今後ペースが上がる可能性もありますが、近年の傾向から考えると、あまり変化はないように予想しています。

20190831_04

最後の編成が離脱した時点で、通常のEXEは見られなくなりますから、2022年頃にはEXEαだけになってしまうのでしょう。
残された期間は約3年、意識して撮る形式ではないだけに、日頃の記録を大切にしていきたいものです。