代々木八幡のホームが長くなったことで、小田急で本格化してきた各駅停車の10両化。
それまで8両が主役となっていましたが、3000形の10両化が行われる等、脱8両の動きが加速しています。

小田急において、各駅停車の8両化は1988年から始まりました。
この時点では全てが分割8両で、9000形、8000形、1000形が分割8両で走ってきました。
現在は1000形のみが分割8両を組んでおり、既にかなり少数派となっています。

10両化の進捗で気になるのが、この分割8両が今後どうなっていくかです。
そもそも全各駅停車が10両化されるのかという疑問がありますが、8両が減っていくことは間違いありません。
そうなった場合、分割8両が必要なくなることは容易に想像できます。

私の予想は、通常時には見られなくなるが、8両の検査入場時等には組まれるというものです。
1000形の更新車が8両の組成に対応しており、今後組む計画自体がないのであれば、8000形のように10両を前提とした装備になると考えられるからです。

20190907_03

いずれにしても、分割8両を日常的に見られなくなる日は遠くないように思います。
8000形の分割8両がいきなり見られなくなったように、その日は突然訪れるわけですから、今のうちから意識して撮っておきたいものですね。