1995年度からリニューアルが行われ、2018年度に惜しまれつつ引退した小田急のLSE。
晩年は旧塗装に戻っていましたが、リニューアル時に塗装が変更され、HiSEに準じたものとなっていました。

リニューアルは短期間に集中して実施されましたが、施工は登場順ではありませんでした。
1995年度に7003F、1996年度に7001F、1997年度に7002Fと7004Fの順で施工され、この時点で全編成が新塗装となりました。

リニューアルが最後に施工された7004Fだけ、補助電源装置がSIVに交換されているのは有名ですが、それ以外にも差異が存在していました。
それは、最初にリニューアルが行われた7003Fにだけ見られたもので、側面の売店部分が百合のマークではなく、HiSEと同じ5本の白いラインが入ったものとなっていたのです。
7001F以降は百合のマークに変更され、7003Fも早期に変更されてしまったので、この姿はかなり短期間だけ見られたものでした。

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あまりにも短期間だったため、記録に残しているのもかなり限られた方だけのようです。
私も目にはしていますが、撮影はしないで終わってしまいました。