小田急の開業時からあり、現在は各駅停車や準急の停車駅となっている生田。
開業時は東生田という駅名でしたが、1964年に現在の駅名に改められました。

元々の駅名が東生田ということで、西生田はあったのかというのが気になるところですが、西生田も存在していました。
現在の読売ランド前が、元々は西生田という駅名だったのです。

開業時の小田急は、神奈川県に入ると駅間が長くなっていましたが、この両駅は当時から比較的近距離で設けられていました。
これには理由があり、駅の設置場所について、開業前の村内で紛争が起きたことが関係しています。

生田村の中に駅を設置する際、村役場があった東側に設ける計画になったところ、西側に住んでいた有力者が働きかけ、これを西側に設ける計画に変わりました。
いかにもありそうなことですね。

当然東側の住民から反発が起こり、村内に二つの駅を設けることで、この騒動を収めたのです。
こうして誕生したのが、東生田と西生田の両駅でした。

20190916_05

西生田が読売ランド前に改称されたことで、そのような経緯も駅名からは分からなくなってしまいました。
駅の周辺には、東生田や西生田が含まれた施設が現在もあり、少しだけそんな歴史を感じることができます。

Odapediaを応援して下さる方は、以下のリンクを1日1回クリックしていただけると嬉しいです。

鉄道コム

にほんブログ村

人気ブログランキング