第1編成となる5051Fが到着し、営業運転開始に向けた準備が始まった小田急の新5000形。
2020年度までに60両が導入されることが発表されていますが、2021年度以降も継続して増備され、8000形を置き換えていくことが予想されます。

増備の初期段階では、8000形の界磁チョッパ制御車や、1000形のワイドドア車が置き換えの対象になるものと思われますが、その後はVVVFインバーター制御になった8000形の廃車が始まっていくと考えられます。
そうなると気になるのが、8000形と新5000形が共演する期間です。

8000形は160両も在籍する大所帯ですが、小田急が本気で置き換えを進める場合、年に50両を超えるペースで行われる場合があります。
このペースとなった場合、3年ぐらいで姿を消してしまう可能性があるのです。
8000形は状態が良い車両が多いと考えられるので、ここまでのペースにはならないと思いますが、過去の事例から考えると、5年ぐらいが妥当なところだと思います。

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いずれにしても、数年後には狙わないと撮れなくなる並びになることが予想されるので、早めに撮っておきたい光景ですね。
多摩線での試運転が始まった後は、界磁チョッパ制御車との並びを撮っておきたいところです。