現在はロマンスカーで行われるのみとなってしまいましたが、以前の小田急では通勤型車両でも分割併合が日常的に行われていて、そのための装備が車両側にもありました。
代表的なものとしては電気連結器で、2400形以降の形式では原則として全先頭車に設置されていました。

この電気連結器、分割併合を行う先頭車には装備するというのが前提だったため、8両や10両の固定編成が登場すると、装備を省略したり、撤去した車両が出現しました。
そんな中でも、逆10両の廃止後には使う機会がなくなった6両の小田原方の電気連結器は残り、無駄な装備となっていたのです。

これらに大きな変化があったのは2006年頃で、6両の小田原方にある電気連結器の撤去と、連結器の交換が始まりました。
正確な時期は分からないのですが、手元の写真を見る限り、2006年頃から始まっていると推測されます。

電気連結器の撤去は分かりやすいのですが、合わせて行われていたのが連結器の交換です。
これは、8000形の後期車から採用されたCSD 100を、分割併合を行う先頭車のCSD 86と交換するというもので、やや小ぶりな外見をした連結器が5000形でも見られるようになりました。

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車両間での交換だったため、当然逆のパターンも存在し、CSD 86を装備した1000形や2000形が見られるようになりました。
現在の1000形や2000形の連結器に法則性がないのは、この時の交換が原因となっています。

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