多くのバリエーションがある小田急1000形の中で、箱根登山線の小田原から箱根湯本の区間を走っているレーティッシュカラーの4編成。
1058Fから1061Fまでの編成が該当し、普段は都心で見ることはできない車両です。

その赤い1000形ですが、2019年の台風の被害で不通となっていた箱根登山線の運転再開を記念し、期間限定で全線を走ることとなりました。
運転期間は8月1日から8月31日で、普通の1000形の6両と併結し、10両での運転となります。

小田原線だけではなく、江ノ島線や多摩線にも入線するため、とても貴重な31日間となりそうです。
この特別な編成は、今日から予定どおり運行を開始し、沿線には多くのカメラを構える方が見られました。

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気になる編成ですが、赤い1000形は1059F、相方には1254Fが抜擢されています。
現時点で断定はできませんが、途中で編成は変更されず、このペアで31日間を走り通すと思われます。
今日はE14運用に入り、新松田から走る急行新宿行きで先頭に1059Fが立ちました。

急行の他、各駅停車や快速急行は当然ながら、今後通勤急行でも見ることができそうです。
小田急ファンにとって、暑くて熱い31日間になりそうですね。