元京王5000系の1000形や1200形が数を減らし、近年はJR東日本から205系を譲り受け、6000系として導入している富士急行。
他にも、元小田急20000形の8000系、元JR東海371系の8500系が活躍し、中小民鉄としては元気な路線です。

富士急行には、現在も元RSEの8000系が走っていますが、20年以上前には小田急から譲渡された車両が大量に走っている時期がありました。
それは1980年代から1990年代にかけての時期で、元小田急の2200系列が4形式全て譲渡され、在籍車両のほとんどを占めていました。

元小田急の車両以外には、自社発注車である3100形と5000形が在籍し、冷房車は5000形のみという状況でした。
主力形式は元小田急の2200系列で、小田急時代の形式には関係なく、全てが5700形とされています。

当時の富士急行線は、ほとんどの車両が非冷房だったことからも分かるとおり、まだ近代化されていない部分が多く残っており、現在とはだいぶ違う雰囲気でした。
踏切の多くは打鐘式で、木製の架線柱も多く残っており、今以上にローカルな雰囲気を持つ鉄道だったのです。

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現在のように観光に特化した車両はなく、普通列車が2両や4両で走っていました。
駅での交換時には打鐘式の踏切の音色が響いていたのが印象に残っています。

私が訪ねたのは、1000形と1200形の導入が始まった頃で、冷房車の導入で近代化が進められていました。
古い設備と整備された車両が混在し、とても面白い時期だったのかもしれません。

8000系を目的にその後訪ねた際には、20年という月日の中で進んだ近代化に驚きました。
車両が入れ替わりつつある近年は、あの時のように過渡期の面白い時期なのかもしれませんね。

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