平日の朝ラッシュ時のみ、さらに上り列車でしか走っていない小田急の通勤急行。
本数は1日で9本しかなく、小田急の種別としてはかなり希少となっています。

現在の通勤急行には、2000形以外の全ての形式が充当されますが、その中にはまだ種別幕を使用している1000形の未更新車が含まれています。
今回は、数を減らす1000形の未更新車による通勤急行が、あとどれぐらいの期間見られそうなのかを考えてみたいと思います。

通勤急行に充当される運用

1日に9本しか走らない通勤急行は、全て多摩線の唐木田か小田急多摩センターから出発しています。
京王に対して着席列車で対抗するため、わざわざ小田急多摩センターを始発駅として設定しているのが特徴です。

通勤急行が初めて登場した際のダイヤでは、1本だけ8両で走る列車が設定されていましたが、現在は全てが10両での運転となっています。
運転されるのは平日のみとなっており、土休日には設定自体がありません。

小田急多摩センターの発車時刻と、各列車の運用は以下のとおりです。

6時37分:E66
6時55分:E65
7時8分:E40
7時18分:E42
7時28分:E20
7時38分:E30
7時48分:E63
7時58分:E35
8時10分:E38

全てがE運用となっており、1日に2度充当される運用はありません。

1000形の未更新車で充当される可能性がある編成

リニューアルが進められ、最近になって一部の編成が廃車となったことで、通勤急行に充当される可能性がある1000形の未更新車はかなり少なくなりました。
主に箱根登山線内を走行する赤い1000形と、ワイドドア車は充当されません。
また、上り列車しか設定されていないため、先頭に立つ可能性がある編成も限定されます。

現在残っている1000形の未更新車で、通勤急行に充当される可能性がある編成は、1051F、1053F、1062F、1251F、1253F、1254F、1092Fの7本となっています。
既にこれだけの数にまで減少しており、先頭に立つ編成に限定すると、4本しかないことが分かります。

20181202_05

残っている編成にも、リニューアルや廃車が迫っていると考えられるため、種別幕による通勤急行が消滅する日はかなり近付きつつあります。

種別幕の通勤急行はいつまで見られるのか

これを予測するのは難しいですが、来年度には1092Fのリニューアルが実施されそうなことや、未更新車が続々と廃車になっていることを考慮すると、早い場合には来年度中ぐらいには見られなくなる可能性があります。
リニューアルが行われる編成は、入場した時点で充当されなくなってしまうため、廃車となる編成より先に見られなくなると考えられます。
つまり、1092Fによる通勤急行が近いうちに見られなくなる可能性が高いといえそうです。

廃車となる編成については、対象となる編成や時期の予測が困難ですが、長くてもあと2年ぐらいで見られなくなると予想しています。
10両として運転するしかない4両の未更新車は、廃車の優先度が高そうなため、早々に見られなくなるかもしれません。
また、6両の未更新車については、4両の未更新車が廃車になると併結相手を失うため、4両と10両の未更新車が消滅すると、種別幕の通勤急行が見られなくなります。

おわりに

種別幕による通勤急行が消滅する日は、すぐそこまで近付いていそうです。
平日のみという厄介な条件がありますが、写真撮影は早めに済ませておいたほうが良さそうですね。

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