1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8263Fの概要

6両の5次車として登場した編成で、この1編成のみが5次車となっています。
2400形の置き換えや、4000形の高性能化改造が進められていく中での登場で、小田急の車両が一気に入れ替わる時期でした。

8263Fは比較的後期の仕様で登場した数少ない6両の編成ですが、これは8000形の6両が前半に集中して増備されたためです。
補助電源装置はSIV、連結器がCSD 100となっていますが、冷房装置はCU-195Aのままとなっており、これは6両で最後の搭載となりました。

リニューアルは2008年度に行われ、当初からLEDの表示装置がゴシック体となっています。
6両のリニューアルとしては15編成目で、8263Fの完了後は8265Fのみが未更新車として残りました。
現在は主に8063Fと編成を組み、10両で各駅停車から優等列車まで使用され、幅広く活躍しています。

編成表

クハ8263-デハ8213-デハ8313-サハ8463-デハ8513-クハ8563
※左側が新宿方

製造区分

クハ8263:5次車
デハ8213:5次車
デハ8313:5次車
サハ8463:5次車
デハ8513:5次車
クハ8563:5次車

製造所

クハ8263:川崎重工業
デハ8213:川崎重工業
デハ8313:川崎重工業
サハ8463:川崎重工業
デハ8513:川崎重工業
クハ8563:川崎重工業

旧番号

サハ8463:デハ8413

竣功日

クハ8263:1985年12月9日
デハ8213:1985年12月9日
デハ8313:1985年12月9日
サハ8463:1985年12月9日
デハ8513:1985年12月9日
クハ8563:1985年12月9日

車体修理竣功日

クハ8263:2008年8月5日
デハ8213:2008年8月5日
デハ8313:2008年8月5日
サハ8463:2008年8月5日
デハ8513:2008年8月5日
クハ8563:2008年8月5日

8263Fの写真

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