1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1062Fの概要

4両の3次車として登場した編成で、2次車に続いて営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線への直通運転に対応した仕様となっています。
3次車は5編成が登場していますが、その中での最初の編成です。

千代田線に乗り入れるための機器を搭載しての登場でしたが、10両固定編成の2次車が登場する際に機器を外し、小田急線内専用の編成となりました。
しかし、その後再度乗り入れ用の機器を搭載して直通運用に復帰、主に1252Fと組んで活躍することとなりますが、2007年に4000形が登場したことで、再び小田急線のみで運用されるようになっています。

小田急線内のみで運用されるようになってからは、他の4両と組んで8両の各駅停車として走るか、6両と組んで10両の優等列車で活躍しています。
未更新のままで残っていることから、今後の去就が心配される編成です。

編成表

クハ1062-デハ1012-デハ1112-クハ1162
※左側が新宿方

製造区分

クハ1062:3次車
デハ1012:3次車
デハ1112:3次車
クハ1162:3次車

製造所

クハ1062:東急車輛製造
デハ1012:東急車輛製造
デハ1112:東急車輛製造
クハ1162:東急車輛製造

竣功日

クハ1062:1989年11月1日
デハ1012:1989年11月1日
デハ1112:1989年11月1日
クハ1162:1989年11月1日

1062Fの写真

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