1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1061Fの概要

4両の2次車として登場した編成で、同時期に3編成が増備されました。
1次車とは異なり、営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線への直通運転に対応した仕様となっており、IRアンテナ等が装備されての登場となっています。
1992年度に1000形の10両固定編成が増えたことで、1061Fからは乗り入れ用の機器が外されましたが、直通運用の増加に対応するため、2004年8月に再度直通運転用の機器が装備されました。

千代田線直通運用への復帰後は、1251Fと組んで準急や多摩急行を中心に活躍していましたが、2007年に4000形が登場したことで、その後は小田急線内のみの運用で使われるようになりました。
2009年3月には、レーティッシュカラーのラッピングを行い、それ以降は主に箱根登山線内を往復する運用に充当されています。

編成表

クハ1061-デハ1011-デハ1111-クハ1161
※左側が新宿方

製造区分

クハ1061:2次車
デハ1011:2次車
デハ1111:2次車
クハ1161:2次車

製造所

クハ1061:日本車輌製造
デハ1011:日本車輌製造
デハ1111:日本車輌製造
クハ1161:日本車輌製造

竣功日

クハ1061:1988年11月10日
デハ1011:1988年11月10日
デハ1111:1988年11月10日
クハ1161:1988年11月10日

1061Fの写真

20190721_01

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