小田急最大の在籍両数となり、見かけないほうが難しい3000形。長期に渡って製造されたことから、増備の過程で色々な仕様差が生まれました。その仕様差の中に、3次車から変更となったスカートの形状があります。2次車までのスカートは、比較的直線的なデザインとなっており、 ...
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2019年04月
故障が続く小田急のVSE 徐々に出てきた早期廃車説
世間は長大連休の真っ最中。そんな中、小田急のVSEが故障し、EXEが代走するという事態が発生しています。VSEの故障は今回に限ったことではなく、製造から15年近くが経過し、徐々に調子が悪い部分が出てきているようです。過去に目を向けると、LSEは製造から15年程度でリニュ ...
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小田急の登戸が上下線で高さが違った時期とは
JR東日本の南武線との乗り換え駅で、現在は下りの複々線の終点となっている登戸。複々線化前から高架駅でしたが、過渡期にはかなり面白い光景が展開されました。和泉多摩川から登戸の間には、多摩川橋梁があります。複々線化に合わせて架け替えが行われたのですが、その際高 ...
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小田急の通勤型車両の番号はどのような法則で付番されるのか
各鉄道会社で異なる車両番号の付け方。小田急においては、基本的な法則があり、それに従って番号が振られています。現在基本となっている番号の振り方は、2600形から始まりました。それ以前から続く法則もあるので、合わせて説明したいと思います。大原則として、電動車の場 ...
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小田急の5063Fはなぜ他の編成と仕様が違ったのか
5000形で最後まで残った編成となり、最後の現役小田急顔ともなった5063F。全部で15編成が在籍した4両の5000形の中で、この編成ならではの特徴がありました。5063Fは、4両の5000形の中で最後にリニューアルが行われた編成です。ただ最後というだけではなく、6両のリニューアル ...
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小田急はなぜ駅でなかなか出発しないのか
黄色い線の内側まで下がって下さい、下がらないと電車が発車できません、よく小田急で聞かれるアナウンスです。最近は各社で厳しくなる傾向がありますが、駅における安全確認の厳しさ、徹底という点では、小田急がトップではないでしょうか。以前の小田急を知っている方は、 ...
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小田急4000形に存在した暫定5両という珍編成
小田急最後の吊り掛け駆動車といえば、2005年まで活躍した4000形です。異端車として見られる面が多かった形式ですが、その歴史の中で暫定5両という特徴的な編成が存在しました。1969年より、小田急では大型車の8両運転を開始することになりました。当時はまだ大型車自体が少 ...
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タイムスリップ小田急の旅 新宿から急行で 第1回
今日は少し趣向を変えて、記憶だけを頼りに昔の小田急に乗ってみようと思います。時期は30年ぐらい前、まだ平成が始まってそれほど経っていない頃です。新宿で急行の到着を待ちますが、駅の構造は今と大きく変わりません。違うのは細かい部分で、足元には点滅するランプがあ ...
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全編成が更新されない小田急の伝統とは
近年は大規模さが目立ち、現在は1000形で行われている小田急の車両更新。以前は外見的な変化が少なく目立ちませんでしたが、かなり昔から行われているものです。その車両更新において、小田急特有の計画変更というか、無計画性というか、悪い癖があります。それは、結果とし ...
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湘南急行の登場で進展した江ノ島線の輸送改善とは
2002年に登場し、2004年に運行を終了した小田急の湘南急行。短期間で消滅してしまった種別でしたが、江ノ島線の輸送改善に大きく貢献しました。湘南急行の貢献度を考えるために、それ以前の江ノ島線を見てみることにしましょう。それ以前の江ノ島線には、各停、急行、特急の3 ...
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