それまでの小田急の通勤型車両から大きく変化し、2002年に営業運転を開始した3000形。初期車として6両が12本登場した後、マイナーチェンジを行った3次車が登場しました。その3次車の中に、側面の床下全体にカバーを装着し、防音性を高めるための試験を行った3263Fがあります ...
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2020年07月
小田急の保存車両はどのようにして運ばれるのか
現役を引退した車両を多く保存している小田急。留置スペースを確保するために一部の車両が解体されましたが、現在も多くの車両が保存されています。近年は行われなくなりましたが、以前はファミリー鉄道展で保存車両を展示するため、喜多見検車区から海老名まで運ばれる機会 ...
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小田急5000形全編成ガイド:5056F
小田急5000形の2次車で、グループの中では2本目となる編成。しかし、5057Fと5058Fより後に竣功しており、実質的には2次車の最終編成といえます。5000形としては標準的な外見をしており、目立つ特徴はありませんでした。編成:4両【次車区分】クハ5056:2次車デハ5006:2次車 ...
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小田急で先行きが心配な編成の前回の検査出場月
5000形の最新編成である5053Fが到着し、次に廃車となる編成が気になり始めた小田急。そこで、近い将来に廃車が予想される6両の車両をピックアップし、前回の検査出場がいつだったのかをまとめてみました。小田急で廃車が近いと考えられる6両の車両は、8000形で界磁チョッパ制 ...
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小田急8000形はなぜ長く使われ続けているのか
1983年に運行を開始し、合計で160両が製造された小田急8000形。事故による損傷で8264Fが廃車となりましたが、現在も多くの編成が第一線で活躍しています。運行開始から既に約37年となっている8000形ですが、後輩の1000形に廃車が発生したことで、廃車の順序が逆転する現象が ...
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小田急の新百合ヶ丘付近はなぜ線形改良が行われたのか
多摩線の開業に合わせ、1974年6月1日に開業した小田急の新百合ヶ丘駅。開業当初は周辺に何もない駅でしたが、現在はかなり発展し、利用者数も増加しました。その新百合ヶ丘ですが、設置された理由には、多摩線の開業と密接な関係があります。多摩ニュータウンと都心を結ぶ路 ...
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小田急のLSEで検討されていた短編成の仕様とは
1980年に営業運転を開始し、晩年は旧塗装化によってファンを楽しませてくれた小田急のLSE。合計で4編成が製造されましたが、元々はSEを置き換えるために計画されたロマンスカーでした。新型特急車の検討が具体化する頃、元々は10年程度での置き換えを想定していたSEが、継続 ...
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小田急で地道に進められてきたホーム上屋の増設
鉄道において、乗客が車両に乗り降りを行うのがプラットホームです。小田急の駅は多くが10両に対応した長さとなり、毎日多くの列車が発着しています。そんなホームに不可欠な設備が、雨や雪で乗客が濡れないようにしてくれる上屋です。現在の小田急では、多くの駅で広い範囲 ...
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小田急の多摩急行はどんな列車種別だったのか
2002年のダイヤ改正で新たに設定され、東京メトロ千代田線と多摩線を結んでいた小田急の多摩急行。たまきゅうと呼ばれ利用者に親しまれていましたが、複々線が完成した2018年のダイヤ改正で廃止されました。多摩急行は、多摩線において全日に渡って運転されるようになった初 ...
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小田急9000形のデビューから引退まで 34年間の軌跡 第5回
2000年代に入ると、小田急では通勤型車両の本格的な置き換えが開始されました。2600形が少しずつ数を減らし、9000形にも廃車の噂が聞こえてくるようになりました。この時期、小田急では集電装置のシングルアーム式パンタグラフへの交換が行われていました。5000形以降の車両 ...
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