従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3095Fの概要

2011年度に6両を10両化して登場した編成で、新造の中間車を4両追加のうえ改番しました。
6両の編成を3両ずつに分割し、その中間に4両を挿入する組み替えとなっており、7次車に9次車を組み込んだ関係から、新造の中間車のみ車端部の窓が開閉可能であるといったように、いくつかの仕様差が生じています。

主電動機については、全密閉式に交換を行った編成から取り外したものが利用され、編成内での統一が図られました。
組み替えの対象となった編成は、登場時からフルカラーのLED表示器を採用しており、編成内で揃った状態となっています。
クハ3095は10両化の際に電気連結器を撤去し、スカートの形状も変更されました。

組み替えにあたり、3279Fから3095Fへと変更され、既存の車両については全て改番されています。
3095Fとなってからは主に優等列車用として活躍しますが、近年は各駅停車でも使われるようになりました。

編成表

クハ3095-デハ3045-デハ3145-サハ3195-サハ3295-デハ3245-デハ3345-サハ3395-デハ3445-クハ3495
※左側が新宿方

製造区分

クハ3095:7次車
デハ3045:7次車
デハ3145:7次車
サハ3195:9次車
サハ3295:9次車
デハ3245:9次車
デハ3345:9次車
サハ3395:7次車
デハ3445:7次車
クハ3495:7次車

製造所

クハ3095:日本車輌製造
デハ3045:日本車輌製造
デハ3145:日本車輌製造
サハ3195:日本車輌製造
サハ3295:日本車輌製造
デハ3245:日本車輌製造
デハ3345:日本車輌製造
サハ3395:日本車輌製造
デハ3445:日本車輌製造
クハ3495:日本車輌製造

旧番号

クハ3095:クハ3279
デハ3045:デハ3229
デハ3145:デハ3329
サハ3395:サハ3379
デハ3445:デハ3429
クハ3495:クハ3479

竣功日

クハ3095:2006年6月23日
デハ3045:2006年6月23日
デハ3145:2006年6月23日
サハ3195:2011年10月4日
サハ3295:2011年10月4日
デハ3245:2011年10月4日
デハ3345:2011年10月4日
サハ3395:2006年6月23日
デハ3445:2006年6月23日
クハ3495:2006年6月23日

10両固定編成化・改番日

クハ3095:2011年10月4日
デハ3045:2011年10月4日
デハ3145:2011年10月4日
サハ3395:2011年10月4日
デハ3445:2011年10月4日
クハ3495:2011年10月4日

3095Fの写真

20191027_01