外見的には違いが多いものの、搭載している機器に大きな違いはない小田急のLSEとHiSE。NSEを時代に合わせて正統進化させたLSEに対し、ハイデッカーや新しい塗装の採用でイメージの一新を図ったのがHiSEです。低重心を重視したSEから、代を重ねるごとにその思想から離れていっ ...
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タグ:小田急10000形
小田急10000形(HiSE)の10001Fの休車と華麗なる復活
愛称の由来ともなったハイデッカーが原因となり、短命のロマンスカーとなってしまった小田急のHiSE。合計で4編成が製造されましたが、2005年にVSEが登場したタイミングで2編成が廃車となり、長野電鉄に譲渡されました。2編成だけが残ったHiSEですが、実際には10001Fも運用を ...
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意外と多い短命ロマンスカーとなった形式たち
バリアフリーへの対応が困難なことから、LSEより先に廃車となってしまったHiSEとRSE。あまりにも短命となってしまったことから、引退を惜しむ声が当時は多くありました。この早期廃車は残念でしたが、小田急で短命となるロマンスカーは、実は過去に多く存在しています。近年 ...
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小田急の多摩線にロマンスカーの定期列車はどれぐらいの期間存在したのか
各停ばかりが走り、昔はのんびりとしたムードが漂っていた小田急の多摩線。小田急を代表するロマンスカーは走らず、いかにも支線といった路線でした。現在は多くの優等列車が走るようになりましたが、ロマンスカーが走らないという点だけが、他の路線とは異なっています。し ...
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小田急のHiSEに補助警報は搭載されていたのか
開業60周年を記念して登場しながら、ハイデッカーがバリアフリー化の妨げとなってしまったことで、早期に引退した小田急のHiSE。悲運のロマンスカーではありましたが、伝統の前面展望や連接構造を採用した11両の編成としては、最後の形式となっています。ロマンスカーの伝統 ...
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小田急の柿生駅にあった待避線はなぜ廃止されたのか
タワーマンションの建設計画が発表され、のんびりとした雰囲気に変化が出てきそうな小田急線の柿生駅。その柿生駅ですが、1977年まで待避線が存在しており、2面4線の構造となっていました。今の雰囲気からは想像できませんが、新百合ヶ丘が開業する前は、町田、柿生、向ヶ丘 ...
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HiSEから始まった前面展望構造の変化とは
ハイデッカーを採用し、カラーリングの変更で小田急ロマンスカーのイメージを変えたHiSE。後に続く2車種が前面展望構造を採用しなかったため、VSEの登場までは最新の展望車となっていました。小田急における展望車の歴史は、3100形ことNSEから始まりました。7編成が在籍したN ...
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小田急のHiSEはなぜEXEの登場後に主役になったのか
自慢のハイデッカーが原因となり、短命となってしまった小田急のHiSE。御殿場線直通用のRSEがすぐに登場したため、最新型のロマンスカーでいられた期間が短く、色々と不運な存在でした。そんなHiSEですが、EXEが登場してしばらく経ってから、ロマンスカーの主役として再抜擢 ...
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ロマンスカーから11両連接車が消滅するという区切り
小田急からLSEが姿を消しました。クラシックな雰囲気を残していた形式の消滅で、ロマンスカーの歴史における転換点となった印象です。LSEは、11両連接車最後のロマンスカーとなり、独特なジョイント音を響かせていました。連接車はSEで初めて採用され、その後もロマンスカー ...
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在籍がわずか16年の編成も HiSEは超短命ロマンスカー
自慢のハイデッカーが災いし、引退時期が早まってしまった小田急のHiSE。その中でも、特に短命に終わったのが第4編成である10061Fです。10061Fは1989年の増備車で、HiSEとしては末っ子になります。しかし、VSEの登場で余剰が生じたことにより、2005年に早くも廃車となってし ...
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