晩年に3編成が4両に短縮された小田急5000形の6両編成。突如行われた謎めいたその改造には、深い意味があったという噂があります。それは、現在1000形が担っている箱根登山線専用車の役割を、この短縮された5000形が担うはずだったというものです。1000形の専用車も当初3編成 ...
もっと読む
晩年も4連で走れた3本の小田急9000形
晩年の小田急9000形4連は、一部先頭車の運転台を撤去して簡易的に8連化されていました。しかし、それは9本在籍した9000形4連の中で、9001Fから9006Fまでの6本だけのことです。9007Fから9009Fの3本については、晩年も両側の運転台機能が残っていました。通常は9007Fが単独で、 ...
もっと読む
PASMOのヘッドマークを付けた小田急4000形
最近はヘッドマークをあまり付けないので、他社に比べて少し寂しい小田急線。何かあったかなと探してみたところ、4000形に付けた写真が出てきました。PASMOの10周年を記念して装着されたもので、4066Fが選ばれています。LEDの表示を切らずに撮るのが面倒な4000形だったので、 ...
もっと読む
小田急9000形と東京メトロ6000系の明暗はなぜ分かれたのか
直通用車両として、同時期に登場した小田急9000形と東京メトロ6000系。6000系の引退が迫ってきていますが、相当な長寿形式となったことは間違いありません。それに対し、小田急の9000形は先輩の5000形よりも先に廃車となり、短命とまでではないもののさっさと整理された印象 ...
もっと読む
ワイドドア車でも行われた風祭駅での非常用ドアコック扱い
最近は単独運用ばかりで、のんびりと走る小田急1000形のワイドドア車。少し前までは併結運用も行い、箱根登山線にも乗り入れていました。箱根登山線に直通するということは、風祭駅で他の形式と同様に非常用ドアコックを用いての扱いがあるということになります。開閉幅こそ ...
もっと読む
小田急8000形未更新車に存在した暖色系車内の4編成
全編成が更新され、現在も元気に活躍を続ける小田急の8000形。更新される前は、従来の小田急車と同じく寒色系の車内デザインだったのですが、一部に例外が存在しました。それは、4連の8064F、8065F、8066Fと、6連の8266Fでした。1987年に増備された編成なのですが、1000形に ...
もっと読む
超短命種別である湘南急行が消える日のこと
約2年9ヶ月しか存在しなかった湘南急行。近年の小田急で最も短命だったこの種別は、2004年12月10日にラストランを迎えました。翌日からは快速急行となって発展的解消になる湘南急行を撮ろうと、最近ほどではないものの、多くのファンが集まったと記憶しています。最後の湘南 ...
もっと読む
変態カバーの走行音は本当に静かだったのか
近年の小田急において、最大のインパクトがあったと思われる3263F。変態カバーという不名誉な愛称が付けられてしまいましたが、そのカバーの効果はどうだったのでしょうか。私の記憶では、相当静かだったという印象で、まるでモノレールが通過するかのようでした。特に併結し ...
もっと読む
一点モノは面白い JR東日本の207系
207系といえば、JR西日本の車両が今でも現役ですが、今回はJR東日本にかつて在籍した900番台を取り上げます。東京メトロの千代田線、常磐緩行線系統には少数派形式が多いのですが、その中でも06系と同様の1形式1編成の在籍でした。207系900番台は、国鉄時代に唯一製造されたV ...
もっと読む
小田急2600形 幻となった全編成8両固定編成化計画
小田急2600形といえば、6両編成の各停用というイメージが強いですが、晩年に一部が8両固定編成化されました。6本が改造され、2654F、2655F、2656F、2657F、2659F、2666Fとなっています。2600形の6両は3M3Tを構成しており、この3Mを2本分用いて、6M2Tの8両を作りました。6両は ...
もっと読む