歴史のイタズラと表現するにはあまりにも悲運なのが、東京メトロの06系。
1編成のみが製造され、その後増えることはありませんでした。

兄弟車の07系が6本まで増えたのに対し、あまりにも少なすぎる本数だったといえるでしょう。
小田急線にも乗り入れていたのは、ある意味ではよく入れたなというところですらあります。

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その後の悲しい結末ですが、1本だけという特殊性も災いして、先輩6000系より早く消滅しています。
07系が現在も全車健在であることを考えると、あまりにも不運な一生でありました。