春に行われたダイヤ改正以降、小田急の多摩線では他社の車両が見られなくなりました。
それまでは東京メトロやJR東日本の車両が多く走っていたので、線内の雰囲気がだいぶ変わった印象を受けます。

今まで沢山見られた他社の車両が見られなくなり寂しいものですが、もう見ることはできないのでしょうか。
実は、他社線の車両は見られなくなりましたが、他社線への直通が絡む運用自体は残っています。

そうなると期待してしまいますが、残っているのは小田急車の運用となっていて、残念ながら来るのは4000形です。
しかし、ダイヤが乱れた際には小田急車の運用を他社の車両が代走することがあり、ダイヤ改正後も実際に何回か入線している実績があります。

その運用がどれかというと、平日のC16、C18、C21、C22、土休日のC16、C21が該当します。
平日の51E、55E、61E、63E、土休日の51E、61Eと表現した方が分かりやすいかもしれません。

C18は地下鉄から多摩線に直通する各駅停車の唐木田行きで、乗車のチャンスもあります。
その他は途中までの客扱いで多摩線内は回送となります。
土休日は直通するのが夜のみの運用なので、入る可能性はかなり低いでしょう。

いずれにしても、小田原まで走る運用になっているものが多いので、途中で差し替えるものと思われます。
試運転等で来ることがありますが、これもそう多いものではありません。

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少し前までは、多摩線内の優等列車といえば他社の車両でした。
今後復活する可能性はあると思いますが、現状だと多摩線内で他社の車両を見ることは、かなり幸運な機会と言えるでしょう。