10連化が進み、徐々に数を減らし始めた小田急3000形の8連。
小田原線の各駅停車を中心とした活躍をするので、見られるのは意外と限られた区間です。

多摩線には8連が走る運用がありますが、江ノ島線には全くありません。
そう、江ノ島線には8両編成の車両が走らないのです。

あえて走らせる必要がないからなのですが、それだけ8連の運用範囲は狭いことになります。
4連を繋いでいた時は、別の組成となれば入線したわけですが、固定編成となるとそうもいきません。
全く入線しない車両が出てくることになるのです。

さて、2004年3月12日のことでした。
この日は3653Fの試運転がありました。

3653Fなので、当然のことながら8連の3000形です。
小田原線から江ノ島線に、その後は多摩線に、小田急線内を走り回りました。

そう、江ノ島線に入ったのです。

20190113_07

大和で撮影した試運転の列車です。
普段は絶対ここで見ることはできない編成です。

今思えば、もっと気合いを入れて撮っておくべきでした。