2012年に小田急での営業運転を終了し、その後富士急行に第2編成が譲渡されたRSE。
富士急行での形式は8000系で、車体には沢山のキャラクターを描き、フジサン特急として活躍しています。
RSEが譲渡されるにあたり、一般的な譲渡時に行われる改造に加え、RSEならではの大改造が行われました。
それはRSEの引退を早めた理由でもある、バリアフリーへの対応でした。
HiSEに続きハイデッカーを採用したRSEですが、社会のバリアフリー化が進むと、構造的に対応が難しい状況を無視できなくなっていきました。
富士急行での導入にあたっても当然そこは課題になるわけで、中間車を大改造することになりました。
改造の内容は大がかりなもので、客室床面を一部下げ、その部分に車椅子に対応したスペースを設けました。
側面の窓も高かったため一部を拡大し、扉の引き戸への変更や、冷房装置の変更等も行われています。
キャラクターによる印象の変化だけではなく、大改造により中間車のイメージも大きく変わったのです。
RSEは車齢が若かったため、富士急行からすればそこまでしてでも走らせる価値があったということでしょう。
ロマンスカーとはそれだけのブランド価値を持つ車両なのだと、改めて認識させられます。
小田急時代に続き富士山に近い場所を走ることになったRSE。
末長い活躍を願い、応援していきたいと思います。
富士急行での形式は8000系で、車体には沢山のキャラクターを描き、フジサン特急として活躍しています。
RSEが譲渡されるにあたり、一般的な譲渡時に行われる改造に加え、RSEならではの大改造が行われました。
それはRSEの引退を早めた理由でもある、バリアフリーへの対応でした。
HiSEに続きハイデッカーを採用したRSEですが、社会のバリアフリー化が進むと、構造的に対応が難しい状況を無視できなくなっていきました。
富士急行での導入にあたっても当然そこは課題になるわけで、中間車を大改造することになりました。
改造の内容は大がかりなもので、客室床面を一部下げ、その部分に車椅子に対応したスペースを設けました。
側面の窓も高かったため一部を拡大し、扉の引き戸への変更や、冷房装置の変更等も行われています。
キャラクターによる印象の変化だけではなく、大改造により中間車のイメージも大きく変わったのです。
RSEは車齢が若かったため、富士急行からすればそこまでしてでも走らせる価値があったということでしょう。
ロマンスカーとはそれだけのブランド価値を持つ車両なのだと、改めて認識させられます。
小田急時代に続き富士山に近い場所を走ることになったRSE。
末長い活躍を願い、応援していきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
さらに地方私鉄では扱いやすい抵抗制御なので、なにかと都合が良さそうです。
車両としてはこの先十分長生きできると思うので、当面は元気に活躍する姿が見られそうですね。
ワタシダ
がしました
ちなみに僕は富士急の富士山ビュー特急のスイーツ指定席を利用したことがあります。イオンの懸賞で当たったバスツアーに組み込まれていました。
同じようなニュアンスとして、長野電鉄もHiSEを購入しました。こちらも゙新古車゙の購入であり、長野電鉄はうまいやり方をした、と思っています。ただ、連接車のHiSEを購入したのは長野電鉄にとっては英断だったと思います。
ワタシダ
がしました