3月16日にダイヤ改正を行う小田急。
同日に代々木八幡で新ホームの使用が開始され、新宿から代々木上原の区間でも10両の各駅停車が走れるようになります。

この区間で10両の列車が走れるようになることで、運用上の制限が緩和されることが見込まれます。
各駅停車をわざわざ8両にする必要がなくなり、運用を分ける必要がなくなります。

今回の10両化と関連し、3000形の8両を10両にする動きも始まっています。
この動きから、小田急は8両の運用を減らしてことは間違いないと思われます。

現在の小田急には、1000形、2000形、3000形の各形式に8両固定編成が在籍します。
今後これらの車両にも動きが出てくるのでしょう。

3000形については、今後も10両化を進めていくと予想しています。
全編成に新造の中間車を組み込まず、組み替えが行われる可能性もあるかもしれません。
8両のまま残るかもしれません。

気になるのは1000形と2000形です。

1000形の8両は1本のみなので、組み替える可能性が高いと思われます。
全編成のリニューアルが発表された際に言及されてはいませんが、たった1本を8両で残す可能性はかなり低いと考えられます。

2000形も同様に組み替えが考えられますが、元々少数のグループなので、組み替えによりさらに少数のグループになることを考えると、可能性は低いようにも思います。
それよりは、中間2両を廃車することで、6両を構成するほうが使い勝手は良さそうな気もします。
そのままにしておいて、時期が訪れたら廃車という展開も考えられます。

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近郊区間の輸送力を増やすために登場した、小田急の8両による各駅停車。
今回の10両化で、8両は徐々にその役目を終えようとしています。

いきなりなくなることはないと思いますが、少しずつ減っていくのでしょう。
将来後悔しないために、今のうちから日常を記録していきたいものですね。