ダイヤ乱れの後や、走行距離の調整を行う際に見ることができる、会社を跨いだ代走運用。
最近では、ダイヤが乱れることがあると、小田急、東京メトロ、JR東日本の車両間で代走が多く行われています。

この代走ですが、3社直通が始まる前はかなり珍しいもので、そう簡単には見られませんでした。
3社を跨いで走ることができるのが、東京メトロの車両だけだったので、簡単に調整ができなかったのだと思います。

それでも稀に代走を見ることができたのですが、その中でも貴重だったのが、東京メトロの車両による小田原線の新百合ヶ丘以西への入線でした。
多摩急行の登場後、通常東京メトロの車両は多摩線にしか直通しなくなったため、代走でしか見ることができない光景でした。

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代走があるとの情報を手に入れ、雨の中撮影した6000系の準急です。
最晩年は再び見られるようになりましたが、これを撮影した2005年当時はとても貴重な機会でした。