現在の小田急における車両の基礎となった2600形。
その後の車両に繋がるスタイルを確立した形式ですが、4000形以降の車両とは屋根上に大きな違いがありました。

それはパンタグラフの位置で、4000形以降の車両が小田原方に搭載しているのに対し、2600形のみが新宿方に搭載しているのです。
形式を判別するテクニックとしても使えるこの違いは、2600形の分かりやすい特徴です。

20190512_06

車両の向きが逆になっているような感じがするのが、2600形の正規の並びなのです。
模型で並べる際には、この向きの違いに注意しなければいけませんね。