先日のファミリー鉄道展2019で展示され、懐かしい姿を太陽の下で見ることができた小田急のSE。
側面にはサボも残されており、LEDの表示器が主流になっている現在からすると、貴重な姿になっています。
そのサボの中に、A号車、B号車と書かれたものがあります。
この謎めいたサボは、いったい何を示していたのでしょうか。
SEは連接車で5両の編成ですが、20m車に置き換えると3両程度の長さです。
11両の連接車は7両程度の長さですから、かなり短いことが分かります。
そのため、SEは多客時に2編成を繋いだ重連運転ができるようになっており、この短さの弱点をカバーしていたのです。
重連運転時は、列車内に同じ座席番号が存在してしまうため、特急券にはそれを区別するためにAとBの印が押されていました。
これと対応していたのが、側面に掲出されていたA号車とB号車のサボだったのです。
小田原方の5両がA号車、新宿方の5両がB号車でした。
EXEやMSEとは異なり、編成間の通り抜けはできなかったので、発車の段階で正しい編成に乗る必要がありました。
SEだけで行われていた重連が、その後EXEやMSEでは併結運転として行われるようになったのは、それはそれで面白いことですね。
側面にはサボも残されており、LEDの表示器が主流になっている現在からすると、貴重な姿になっています。
そのサボの中に、A号車、B号車と書かれたものがあります。
この謎めいたサボは、いったい何を示していたのでしょうか。
SEは連接車で5両の編成ですが、20m車に置き換えると3両程度の長さです。
11両の連接車は7両程度の長さですから、かなり短いことが分かります。
そのため、SEは多客時に2編成を繋いだ重連運転ができるようになっており、この短さの弱点をカバーしていたのです。
重連運転時は、列車内に同じ座席番号が存在してしまうため、特急券にはそれを区別するためにAとBの印が押されていました。
これと対応していたのが、側面に掲出されていたA号車とB号車のサボだったのです。
小田原方の5両がA号車、新宿方の5両がB号車でした。
EXEやMSEとは異なり、編成間の通り抜けはできなかったので、発車の段階で正しい編成に乗る必要がありました。
SEだけで行われていた重連が、その後EXEやMSEでは併結運転として行われるようになったのは、それはそれで面白いことですね。
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