アイボリーにブルーの帯、気付けば8000形だけとなってしまいました。
小田急の通勤型車両では最後の普通鋼製車体となった8000形ですが、現在も全編成が在籍しています。

関東で鉄道に乗ると、来るのは車体が銀色の車両ばかりになりましたが、その状況で8000形が元気に活躍しているのは嬉しいことです。
そこで気になったのが、関東の他大手私鉄では、どの程度通勤型車両に普通鋼製車体の車両が残っているのかということです。
簡単にですが調べてみたいと思います。

まず、ステンレスやアルミ車体の車両に統一された会社ですが、東急、京王、相鉄、東京メトロです。
セミステンレス車等もありますが、普通鋼製車体が見られなくなったのは4社でした。

続いて、まだ普通鋼製車体の車両が残っている会社です。
8000系等が残る東武、2000系等が残る西武、1500形が残る京急、3400形が残る京成、これに小田急を加えた5社となっています。
意外にも、残っている会社のほうが多いという結果になりました。

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ただし、各社残る車両は少なくなってきており、今後数年で消滅する会社も出てくると思われます。
小田急8000形についても、廃車が始まればあとは減るのみです。

最後まで残るのは東武か西武になると思われますが、今後どうなっていくのでしょうか。
銀色の車両ばかりになり、少々寂しい時代になってしまいました。