最盛期には180両が在籍し、主に優等列車を中心に使われた小田急5000形。
4両が製造された後に6両が製造され、それぞれの差異も比較的多くあります。

6両のほうが新しかった5000形ですが、先行して廃車が進んだのは6両で、古い車両が長く使われるという結果となりました。
最晩年に4両化された5255F、5256F、5258Fを除いて、先に全廃となったのも6両の5000形でした。

最後まで残った6両は5268Fで、2011年に10両を組んでのさよなら運転を行い、4両より先に運行を終了しました。

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写真は2010年の終わりに撮影した、最晩年の5268Fです。
この編成の廃車後、5000形は4両が6編成だけ在籍する状況となり、小田急顔の消滅に向けてのカウントダウンが始まっていきました。