1995年に営業運転を開始し、現在は9編成が在籍する小田急2000形。
IGBT素子のVVVFインバーター制御装置を搭載し、1000形とはだいぶ走行音の印象が変わりました。

この2000形、少し前にもソフト変更が行われたようですが、登場直後にもソフト変更が行われています。
登場時の起動音は現在と全く異なるもので、短期間しか聞くことができない貴重なものでした。

ソフト変更の理由は明確に分かりませんが、低速域での振動が相当激しく、これが関係していたと考えられます。
登場時に乗車した方は記憶があると思いますが、ガタガタと小刻みに車体が振動し、かなり気になるものでした。

ソフト変更後はこの事象が改善し、だいぶ落ち着いた状態になりました。
現在も多少の振動を感じる気もしますが、許容範囲でしょう。

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かなり短期間でソフト変更されたため、人々の記憶にもあまり残っていないかもしれません。
あの異様な振動は、乗った身としては不思議な感覚でした。