東京メトロ千代田線への直通用として、1972年に運用を開始した小田急9000形。
地下鉄に直通するため、他形式と違う部分が目立つ形式ですが、側面を眺めていると違和感があります。

クーラーのキセの配置や、列車無線アンテナの位置が異なるので当然なのですが、それだけではないように思います。
何かが違うように感じるのです。

その違和感の正体は側窓にありました。
他形式と比較して、9000形は側窓の位置が5cm高くなっており、それがイメージの違いに繋がっているのです。
他形式と見比べてみると、帯と窓の間が広いのがよく分かります。

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全体的にパーツが上に寄っている感じで、9000形の特徴となっています。
それぞれに個性があった昔の小田急の車両、撮影していて楽しい時代でした。