各鉄道会社で設置が進められ、目にする機会が多くなってきたホームドア。
小田急でも一部の駅で使用が開始され、少しずつですが設置が進んでいます。

ホームドアの設置は新宿駅の一部で行われたのが始まりで、その後は都心に近い駅を中心に進められています。
最近は代々木上原で設置の動きがあり、東京メトロ千代田線については既に使用が開始されました。

2020年度までに設置すると発表されている駅は、新宿、代々木八幡、代々木上原、東北沢、下北沢、世田谷代田、梅ヶ丘です。
都心部の駅に集中していますが、これは6両の車両を都心に入れないようにすることで、8両と10両のみに設備を対応させたからでしょう。

今後は、2022年度までに新宿の残りのホーム、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和への設置が発表されています。
いよいよ主要駅への設置が本格化するのですが、これはワイドドア車の廃車時期が遠くないことを示しているともいえますね。

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これらの駅に設置されていくことで、必然的に6両に対応したホームドアが登場してくるのでしょう。
多摩線を8両化してしまえば、新百合ヶ丘でさえ6両に対応する必要はありませんが、どうなっていくのか気になるところです。