2019年度中のデビューが予定され、本格的な試運転が始まった小田急の新5000形。
3000形の登場から賛否両論だった小田急の通勤型車両ですが、新5000形はファンにどう映ったのでしょうか。

今回の新車、私としては好意的に受け止めています。
また、身の回りの小田急ファンの反応を見ても、比較的好意的な意見が多いように思います。

3000形が登場した時、その実用本位の外見に驚き、ショックを受けたことを覚えています。
ストレートとなった車体、位置が下がった雨樋の位置、小田急らしさは残っていましたが、ここだけは守ってほしいと思っていた部分が変更され、どうしても否定的な感情になってしまいました。

今回の新5000形では、拡幅車体が復活し、それに伴い雨樋の位置も再び上がりました。
標準車両のガイドラインに沿った部分は多くありますが、小田急らしさが戻ってきたように感じるのです。
デザインが変更された帯や、車体の光沢は意見が分かれそうな部分ですが、拡幅車体と雨樋の処理がそれをカバーしている気がします。

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間違いなく今後大量に増備される新5000形。
登場後は、3000形がますます悪い意味で目立ってしまう気がします。

通勤で乗ることにもなる私ですので、乗客の視点としても楽しみにしています。