年が明けて2020年になり、年月の経過の早さには驚くばかりです。
ブログ用の写真を漁っていたところ、10年ぐらい前の東京メトロ千代田線があまりにも今と違っていて驚いたので、振り返ってみたいと思います。

この頃の千代田線は、車両面でかなりバリエーションがある路線でした。
小田急の1000形は、地下鉄への直通運用から外れたタイミングでしたが、その他はまだまだ面白い車両が走っている頃でした。

東京メトロは、16000系が運用を開始する頃で、まだ全ての6000系が健在で、06系も元気に走り回っていました。
北綾瀬支線にはまだ5000系が走っており、古い車両が最後の活躍をしていた頃といえるでしょう。

JR東日本の車両は、置き換えが進められている時期で、急激に変化し始めている頃でした。
E233系の2000番台が登場したことで、207系が運用を離脱し、203系も数を減らしていました。
現在は転属した209系の1000番台は、まだ元気に活躍していました。

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振り返ってみると、千代田線系統に大きな変化が生じたのが、2010年前後だったようです。
車両の置き換えが一気に始まり、形式が統一される方向に進み始めたのが分かりますね。

10年が経過した今の状況を見てみると、各社の形式は統一され、短い期間でかなりの変化があったことになります。
これからの10年は車両面での変化は少ないでしょうが、ホームドアの整備といった、設備面での変化が中心になりそうですね。