HiSE以来となる連接構造を採用し、小田急ロマンスカーブランドの復権を目的として登場したVSE。
運転席を2階に上げて展望席を備えたことで、HiSE以前のスタイルに近い存在となりました。
しかし、VSEにはそれまでの連接車とは異なる部分があります。
NSE、LSE、HiSEが11両編成となっていたのに対し、VSEは10両編成となっているのです。
昔のロマンスカーが11両となっているのは、軸重の制限に関係があります。
11両として最初に登場したNSEは、当初10両の連接車として計画されていましたが、当時予定されていた急行の8両運転に合わせた長さとするため、11両となりました。
連接構造を採用することによって、重量との関係で車体の長さに制限が生まれてしまったのです。
時は流れ、VSEのデザインが検討される中で、デザイナーの岡部憲明氏は10両編成にこだわりました。
理由は単純明快で、真横から見た際に左右対称となっているほうが、安定感が増すというものでした。
技術的に昔はできなかった10両は、時の流れが解決していました。
小田急は岡部氏の提案を受け入れ、VSEは10両編成となったのです。
VSEの10両を実現したのは、小田急ロマンスカーとしては初めての採用となる、アルミニウム合金製の車体です。
車体を軽量化したことで1両を長くすることが可能となり、10両の連接車が実現可能となりました。
こうして登場したVSEは、真横から見た際に左右対称となるデザインとなり、それまでのロマンスカーにはない安定感を実現しました。
左右対称という着眼点が、建築デザイナーである岡部憲明氏らしいと感じますね。
運転席を2階に上げて展望席を備えたことで、HiSE以前のスタイルに近い存在となりました。
しかし、VSEにはそれまでの連接車とは異なる部分があります。
NSE、LSE、HiSEが11両編成となっていたのに対し、VSEは10両編成となっているのです。
昔のロマンスカーが11両となっているのは、軸重の制限に関係があります。
11両として最初に登場したNSEは、当初10両の連接車として計画されていましたが、当時予定されていた急行の8両運転に合わせた長さとするため、11両となりました。
連接構造を採用することによって、重量との関係で車体の長さに制限が生まれてしまったのです。
時は流れ、VSEのデザインが検討される中で、デザイナーの岡部憲明氏は10両編成にこだわりました。
理由は単純明快で、真横から見た際に左右対称となっているほうが、安定感が増すというものでした。
技術的に昔はできなかった10両は、時の流れが解決していました。
小田急は岡部氏の提案を受け入れ、VSEは10両編成となったのです。
VSEの10両を実現したのは、小田急ロマンスカーとしては初めての採用となる、アルミニウム合金製の車体です。
車体を軽量化したことで1両を長くすることが可能となり、10両の連接車が実現可能となりました。
こうして登場したVSEは、真横から見た際に左右対称となるデザインとなり、それまでのロマンスカーにはない安定感を実現しました。
左右対称という着眼点が、建築デザイナーである岡部憲明氏らしいと感じますね。
コメント
コメント一覧 (1)
この2つはドア間の違いから中々、対応が難しいとされます。
最新型のGSEは展望席付きですがホームドア対応可能になってます。
小田急が中々、ホームドアに対応が難しい場合は愛甲石田やJR西日本で採用された昇降バー式が良いかと思いますね。
特に特急停車駅で昇降バー式のホームドアなら、VSEやEXEでも問題ないかと思います。
これはJR東の東海道線などでも通用します。
ワタシダ
がしました