2020年3月26日、小田急5000形が営業運転を開始しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにイベント等は中止され、少し寂しいスタートとなってしまいました。

これから続々と増えることが予想される5000形ですから、焦って撮影する必要はあまりないでしょう。
今は車両自体が綺麗というのはありますが、これから新しい編成が沢山登場するので、そういった姿を撮影する機会はいくらでもありそうです。

撮ったほうが良いものとしては、消えていく車両ということになるわけですが、それらとの共演は貴重な光景となるでしょう。
8000形の界磁チョッパ制御車や、1000形のワイドドア車は当然のこととして、8000形自体との共演もそんなに長くはないかもしれません。
そして、盲点なのが1000形やEXEの未更新車で、既にそこまで本数としては多くないので注意が必要です。

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しかし、外出自粛が要請されている中ですから、何も考えずに撮影に出るのは適切ではありません。
駅で集まって写真を撮ったり、電車に乗って写真を撮りに行くことは、感染拡大を防止するためにも絶対に避けるべきでしょう。

外出の自粛は、外に出ること自体を否定するものではありません。
換気の悪い密閉空間、人が大勢集まる密集場所、人が間近で会話をする密接な場面、これらの三つの密を避けることが重要です。

これらを避けた散歩やジョギングは、現時点では問題ないとされています。
自宅から徒歩や自転車で行ける範囲内で、撮影地で集まることがなければ、適度な息抜きの範囲内ということになるでしょう。
沿線は撮影者が集まらなければ問題なさそうですが、混雑する駅での撮影は避けたほうが良いと思います。

この趣味にとっては辛い状況ですが、自らが感染しないため、そして何よりも感染を広げる側にならたいためにも、今は我慢が必要な時期です。
記事を公開するタイミングで、緊急事態宣言が出されるかもしれないという状況になっています。
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