2018年のLSEの引退や、8000形の廃車開始によって騒がしくなりつつある小田急の車両動向。
最近は長く使われることが多い小田急の車両ですが、比較的短命となった形式もあり、今回は過去の車両を中心に見てみたいと思います。
組み替えによる廃車や、事故廃車を含めると基準が曖昧になってしまうため、編成単位での廃車が始まったタイミングで見てみることにしましょう。
長生きをした車両としては、国鉄63系の割り当てを受けた車両として有名な1800形で、1946年に登場し、初めての廃車が出たのは1979年でした。
33年だとそんなに長くないように感じますが、2200形が28年、2400形が26年ですから、明らかにこの時期の車両としては長生きしています。
長生きをした理由は大型車体だったことで、様々な改造を行いながら使われていました。
戦後の昭和の小田急では、中型車が短命になる傾向が強く、1900形が25年、2100形は21年でした。
主電動機を4000形に提供していることも特徴で、車体を大型化して増加し続ける輸送需要を乗り越えようとしていたことが分かります。
そして、平成になると小田急の車両は長生きするようになります。
2600形は36年、4000形は37年、短く感じる9000形でも33年でした。
一方、5000形は4両と6両で明暗が分かれており、4両が38年なのに対し、6両は28年と極端に短くなっています。
これは5000形の製造期間が長かったことが理由の一つですが、当時は4両が不足気味であり、6両が余っていたという事情も関係しています。

ロマンスカーについても、形式によって明暗が分かれています。
SE、NSE、LSEが長寿だったのに対して、ハイデッカーがバリアフリー化の障害となってしまったことで、HiSEやRSEは短命となりました。
ロマンスカーは廃車の時期が集中していないことが多いため、年数の比較はあまり意味がありません。
しかし、構造が明暗を分けているのは、通勤型車両と同様のようですね。
最近は長く使われることが多い小田急の車両ですが、比較的短命となった形式もあり、今回は過去の車両を中心に見てみたいと思います。
組み替えによる廃車や、事故廃車を含めると基準が曖昧になってしまうため、編成単位での廃車が始まったタイミングで見てみることにしましょう。
長生きをした車両としては、国鉄63系の割り当てを受けた車両として有名な1800形で、1946年に登場し、初めての廃車が出たのは1979年でした。
33年だとそんなに長くないように感じますが、2200形が28年、2400形が26年ですから、明らかにこの時期の車両としては長生きしています。
長生きをした理由は大型車体だったことで、様々な改造を行いながら使われていました。
戦後の昭和の小田急では、中型車が短命になる傾向が強く、1900形が25年、2100形は21年でした。
主電動機を4000形に提供していることも特徴で、車体を大型化して増加し続ける輸送需要を乗り越えようとしていたことが分かります。
そして、平成になると小田急の車両は長生きするようになります。
2600形は36年、4000形は37年、短く感じる9000形でも33年でした。
一方、5000形は4両と6両で明暗が分かれており、4両が38年なのに対し、6両は28年と極端に短くなっています。
これは5000形の製造期間が長かったことが理由の一つですが、当時は4両が不足気味であり、6両が余っていたという事情も関係しています。

ロマンスカーについても、形式によって明暗が分かれています。
SE、NSE、LSEが長寿だったのに対して、ハイデッカーがバリアフリー化の障害となってしまったことで、HiSEやRSEは短命となりました。
ロマンスカーは廃車の時期が集中していないことが多いため、年数の比較はあまり意味がありません。
しかし、構造が明暗を分けているのは、通勤型車両と同様のようですね。
コメント
コメント一覧 (4)
関東の大手私鉄は置き換えのタイミングが早く、だいたい35年程度で廃車が始まるのですが、関西大手私鉄では財政難の関係で簡単に新型車両が導入しづらい事情もあり、廃車開始まで40年~50年とかなりの長寿車両が近年になって多く見られます(南海6000系や京阪2600系0番台、阪急2300系などがその例)。それだけ近年の鉄道車両は昔より寿命が長くなったことが伺えるでしょう。
ワタシダ
が
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VVVF車はまだ機器が新しいのでしばらく使えそうですが、1000形と動向が気になります。
1000形は登場から32年が経過しており、初期製造車でも未更新車が多数あります。すでに30年以上経過した車両を更新させたとすると、更に10年以上は使用されるでしょう。
そうすると1000形の更新が最後までやり遂げられた場合、1000形は45~50年程度は使用されることになり、歴代の通勤車両でも長寿な車両になりそうです。
1000形の次は2000形となりますが、1000形の更新が終わるころには30年経過してしまうので、1000形のように更新して長持ちさせるのか、それとも8両編成だからこのまま廃車になるのか明暗が分かれそうです。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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特急車はEXEがしっかりリニューアルされているので、次の廃車はVSEでしょう。ホームドアの件もありますし、いままで箱根登山鉄道の運休や大涌谷の噴火レベルの件も、今回のコロナウィルスなど箱根観光にアキレス腱を抱えているので、明るい話題づくりをしていくために、もうしばらくすると新型の展望ロマンスカーが出そうな気がするこのころです。
ワタシダ
が
しました