5000形の登場により、廃車される日が近付いていると思われる小田急1000形のワイドドア車。
側面の大きな扉が目立つこの車両ですが、小田急では最後となる、ある構造が残っているのです。
その構造とは、開閉可能な妻窓です。
昔の小田急は妻窓が開閉可能な車両が多かったのですが、9000形から固定窓となり、開かないのが基本となりました。
車両に冷房が装備されたのが理由なのでしょう。
その後に増備された車両も妻窓は開かない構造が続き、1000形も同様でした。
しかし、例外となったのがワイドドア車なのです。
なぜワイドドア車だけ妻窓が開閉できるようになっているのかというと、側面の扉を大きくした弊害で開く窓が少ないことがその理由です。
その弱点をカバーするために、戸袋ではないほうの窓だけが開くようにしました。
9000形以降の車両では、唯一の事例となっています。
その後のワイドドア車以外の車両は、再び妻窓が開かない構造に戻り、3000形ではついに妻窓自体が廃止されてしまいました。
開けた妻窓から入ってくる風、そして、そこから聞こえてくる走行音は格別だったのですが、小田急ではもうすぐ思い出に変わっていきそうですね。
側面の大きな扉が目立つこの車両ですが、小田急では最後となる、ある構造が残っているのです。
その構造とは、開閉可能な妻窓です。
昔の小田急は妻窓が開閉可能な車両が多かったのですが、9000形から固定窓となり、開かないのが基本となりました。
車両に冷房が装備されたのが理由なのでしょう。
その後に増備された車両も妻窓は開かない構造が続き、1000形も同様でした。
しかし、例外となったのがワイドドア車なのです。
なぜワイドドア車だけ妻窓が開閉できるようになっているのかというと、側面の扉を大きくした弊害で開く窓が少ないことがその理由です。
その弱点をカバーするために、戸袋ではないほうの窓だけが開くようにしました。
9000形以降の車両では、唯一の事例となっています。
その後のワイドドア車以外の車両は、再び妻窓が開かない構造に戻り、3000形ではついに妻窓自体が廃止されてしまいました。
開けた妻窓から入ってくる風、そして、そこから聞こえてくる走行音は格別だったのですが、小田急ではもうすぐ思い出に変わっていきそうですね。
コメント
コメント一覧 (2)
写真の撮影地は東林間~中央林間の踏切でしょうか?
ワタシダ
がしました
妻窓開けて乗車なんて、すっかり忘却している感覚だわ。
隣の車両がガチャガチャと揺れる、待避線に入るときにホロがぐにょっと伸びる感じ、どの妻窓下にもあった落書き、ロングシート車で唯一自分の横に窓が来る席、モータ音が一番聞こえる窓。
まだ、未更新の2600や5000がいっぱいいた時代、何度も妻窓を上に開けて乗ったけど、そんな感覚もすっかり忘れていた。。。
そのうち、「乗務員室背後の窓・ルーバー」もネタ上げかな?すでにルーバーが現役だった頃を知っている世代のほうがすくなってきた。。。
ワタシダ
がしました